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ローマンカモミールの育て方

更新日:2022年5月25日

*ハーブ苗、産直来夢くんで販売中!*




ローマンカモミール:Anthemis nobilis


科名:キク科


原産地:ヨーロッパ


草丈:30cm~50cm


開花時期:6月~7月



日当たり・置き場所

日当たりのよい場所で育てます。やや暑さに弱いので、夏は直射日光の避けられる場所がよいでしょう。葉っぱが8~10枚程度の小苗の状態で冬を迎えた場合、寒風や霜の避けられる軒下などに置き、露地植えにするなら春に暖かくなるまで待ちましょう。



水やり・肥料

水は土の表面が乾いたらたっぷりとあえます。水はけがよいことは大切ですが、やや湿り気を好み、乾きすぎると充分生長できないので注意が必要です。乾かしすぎに適湿を保つことが肝心です。

肥料は植え付ける際にゆっくり効く肥料を土に混ぜ込みます。ジャーマン種はそれ以上いりません。ローマン種は開花期と花とに化成肥料を少し与えます。チッソ分の多い肥料を与えると、葉ばかりが茂って花付きが悪くなることがあるので気をつけます。



かかりやすい病気・害虫

アブラムシが付きやすいです。発生が少ないうちに駆除しましょう。風通しが悪かったり、チッソ分の多い肥料を与えると発生しやすいといわれています。



ふやし方

秋にタネをまきます。タネは細かいので平鉢などにまいて、受け皿を敷いて水を張り、鉢底から水を吸わせます。葉っぱが6枚ほどになったら1本ずつ小さな鉢に植え替え、さらに大きく育ったら鉢や花壇に植え付けます。新しいタネなら発芽率はすごくよいので、あまりタネが密集しないように気をつけます。みっしり発芽すると、あとに間引くのが大変です。

春にもタネはまけますが、秋まきのほうが暖かくなってから大株に育ちます。春まきにするとその年の夏に暑さで枯れてしまうこともあります。

ローマン種は春に株分けでふやすこともできます。



手入れ

・間引きと収穫

高温多湿に弱く、風通しが悪いと蒸れて葉が枯れ上がってしまうので、混み合っている茎は間引きます。花は随時摘み取って利用できます。

・刈り込み

花が終わったら株元でばっさりと茎を刈り込みます。また、葉が枯れ上がってしまった場合も同様に刈り込んで風通しをよくします。



収穫・利用

ローマン種は毎年花を咲かせる多年草で、和名はローマカミツレです。学名から、アンセミスとも呼ばれます。


茎は地を這うように伸びていき、ひょろりとした花茎を伸ばして先端に花を咲かせます。花だけでなく、葉も甘い芳香を放ちます。主な開花期は夏です。


ハーブティーはやや苦みがあり、蜂蜜などの甘味と相性がいいです。神経を鎮める作用のあるカマズレンがジャーマン種より多く含まれ、不眠やストレス解消に効果があるとされます。


カモミールと呼ばれて親しまれているものには、ジャーマン・カモミール(以下ジャーマン種)とローマン・カモミール(以下、ローマン種)の2種があります。

花や葉姿、性質はどちらとも似ていますが、属が異なり分類上はまったく別の植物です(ジャーマン種はマトリカリア属、ローマン種はアンテミス属に分類されます)。見分け方の一つとして、花を縦半分に切って、中心に空洞があるのがジャーマン種、ない方がローマン種です。



K.S.P薬草ファームでの様子


芽が出た株をポットに移し替えたところ。



K.S.P薬草ファームでは畑に定植しました!

植えてすぐは雨がなく、乾燥しすぎていたため、水やりを行いました。

これは植えてから10日後の様子。(5/25)



植えて一年後の様子。

岩手金ケ崎の雪も越えます!

ローマンカモミールは横に広がる種です。

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