缶入りリキュールを造りました!

皆様、お久しぶりです!
こんにちは。
最近、弊社から新しく缶入りリキュールをリリースしました!

今回は、その開発秘話や味わいへのこだわり、おすすめの飲み方などを解説していきたいと思います。
缶入りリキュール開発のきっかけ
ご存知の通り、今年から新しい工場に移転し、まあまあな金額を設備投資したのですが、その際に耐圧タンクを何基か購入しました。
「あれ? そしたらこの設備で缶入りの商品も造れるんじゃね?」
ということで、追加で小型の缶充填機も購入。
実は今年の4月頃には缶入りリキュールの製造設備が整い、開発プロジェクトが始まっていました。
しかし、やっぱり新しいプロジェクトには挫折がいっぱい。
* チラーが来ない。
* 電磁弁が開かない。
* そもそも配管工事って誰がやるの?
* 機材の使い方がわからないんだけど……。
などなど、トラブルを挙げたらキリがないのですが、まぁなんとかこの辺りは色々な方のお力を借りて解決していったわけです。
でも
一番大変だったのは、やっぱり「味」!
今回、絶対にこだわりたかったのは、弊社のリキュールが持つ素材感満載の濃厚な味わいを、どうやって缶に閉じ込めるのか。
そして、350mlという容量を、最後まで飽きずに飲み進められる味わいにどう仕上げるのか。
この2点でした。
自家製ソーダキットを駆使し、ひたすらジュースに炭酸を入れまくる日々を送りました。
当たり前なんですが、缶って冷やして飲みますよね?
冷やすことで香りの立ち方や甘味の感じ方が変わりますし、さらに炭酸を加えることで、わずかな苦味が感じられるようになることもあります。
その結果、元々のリキュールが持つ香りや風味の印象が結構変わってしまうのです。
つまり、既存のリキュールをただ水で希釈して、そこに炭酸を入れるというパワープレイでは、単なる劣化版の商品になってしまうわけです。
いやぁ、本当に開発に時間がかかりました。
弊社のリキュールは、何度も素材を漬け込むことで生まれる多層的な香りや味わい、素材そのものの存在感、そして果実の凝縮感が強みです。
この味わいを缶で表現するために、バーで培ってきたブレンドの技術が大いに生きたかなと思います。
つまり、カクテルを作るように、カシスやプラムといったメイン素材の個性を引き立てるため、実はある素材を忍ばせています。
その答え合わせは、ぜひ商品を手に取って確認していただきたいです。
まぁ、そんなわけで商品名も**「バーテンダーテイスト」**とさせてもらいました🙇
正直なところ、まだあまり量産ができておらず、安定して商品をお届けできるようになるまでには、もう少しお時間がかかってしまいそうです。
ただ、味わいにはかなり自信があります!
ここからは、それぞれの商品の特徴やおすすめの飲み方をご紹介しますので、購入を迷われている方はぜひ参考にしていただければと思います。
カシスソーダ
とにかく圧倒的に濃厚です。
カシスらしい酸味はもちろん、カシスリキュール特有の芳醇な甘さもしっかり感じられます。
今までの缶チューハイにはなかった濃さだと思います。笑
まず、グラスに移して飲む際は、氷を入れずにゆっくり注ぎ、その後に氷を加えてみてください🙇
こうすることで、炭酸が抜けすぎるのを防ぎながら、濃厚な味わいを楽しんでいただけます。
かなり濃厚なので、ソーダと半々で割ってもいいかもしれません!
自分好みの濃さに調整できるのも、この商品の面白いところかなと思います。

プラムソーダ
こちらは、かなり酸味を際立たせた仕上がりです。
ベースとなっているのは、完熟の梅で造った酸味のしっかりした梅酒。
さらに、ある素材を加えることで、まるでブランデーを少し加えたかのような甘く芳醇な香りを持たせています。
酸味の中に奥行きのある甘い香りが広がり、飲み飽きないテイストに仕上がりました。
こちらもカシスと同じく、グラスで飲む場合は氷の後入れを推奨します。
ちなみに、クラフトジンをこのプラムソーダで割ってもめちゃくちゃ美味いです!
個人的には、ぜひ試していただきたいアレンジです。

オレンジソーダ
こちらはまだ販売前ですが、参考までに個人的なこだわりを書いておきます!
オレンジに関しては、炭酸を加えることで感じられる独特の苦味を、逆に生かすことにしました。
開発中、炭酸由来のほろ苦さが、オレンジの皮や白いワタの部分にある苦味とよく似た印象に感じられたからです。
そこで、オレンジの皮を使ったビタースピリッツと、濃縮したオレンジ果汁を加えています。
味わいとしては、甘くて苦い。まるでアマーロソーダのようなテイストです。
カシスとプラムの2アイテムは比較的酸味を効かせているので、こちらは甘さと苦味にフォーカスしました。
微炭酸で、とても飲み心地のいい仕上がりです。
グラスで飲む場合は、レモンなどを少し搾ると、よりオレンジのフレーバーが引き立ち、ゴクゴク飲める爽快な味わいになります。
是非試してみてください!

缶チューハイを、もっと自由に。
缶チューハイをさらにアレンジして飲む。
今までの缶チューハイの概念とは、少し違うかもしれません。
でも、僕たちが今回造りたかったのは、単に手軽に飲めるお酒ではなく、バーテンダーが作るカクテルのように、素材の個性や味わいの奥行きを楽しめる缶入りリキュールです。
そのまま飲んでも美味しいし、グラスに注いで楽しんでもいい。
さらには、ソーダで割ったり、他のお酒と組み合わせたり。
飲み方次第で、また違った表情を見せてくれる商品になったと思います。
まだまだ始まったばかりの新しい挑戦ですが、金ケ崎薬草酒造らしい缶入りリキュールを、これから少しずつ育てていけたらと思っています。
ぜひ一度、手に取って楽しんでいただけたら嬉しいです!
今後ともよろしくお願いいたします!



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