こんにちは。
今日は、日本の代表的なハーブである
「赤紫蘇」をご紹介したいと思います。
紫蘇は大きく分けると青紫蘇と赤紫蘇の2種類ありますが、
「大葉」と呼ばれる紫蘇は青紫蘇の方ですね。
弊社では、ちりめん赤紫蘇と呼ばれる、葉っぱが縮れた紫蘇を栽培しています。
原産国は中国ですが、
日本では平安自体より前から香辛野菜として親しまれている
歴史ある和ハーブのひとつです。
生命力がとても強く、道端でも簡単に育つ植物です。
「紫蘇」の名前の由来は、
[若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、紫の蘇る草の意味でついた]
とウィキペディアには書いてあります。
事実、紫蘇は下記の栄養素が抜群だと言われています。
β-カロテン→ビタミンAに変換されて作用することから、生体内では皮膚や粘膜の健康を維持したり、光刺激反応に重要な役割をしたり、様々な細胞の増殖や分化に寄与する。また抗酸化作用および免疫賦活作用などがある。
カルシウム。
ビタミンB→主に、エネルギー代謝の補酵素として働く。 補酵素は代謝を円滑に行わせる潤滑油のような働きがある。
ロスマリン酸→シソ科植物に多く含まれるポリフェノール類。抗酸化作用や抗炎症作用があり、近年の研究では、脳の機能や健康を維持する働きがあることも明らかになっている。
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今回、我々は種子からの栽培に挑戦しました。
4/28 種蒔きを行いました。
200セルトレーに2粒撒きです。
基本的には夜はビニールトンネルを使い
温度を20℃前後で保つようにしました。
1週間ほどで芽が出始め、
2〜3週間で新芽に赤色が出始めました。

今回、育苗中に大きな温度変化が起きたせいか
発芽率が50%ほどになってしまいました。
その後、セルトレーの中でしっかり根を張りだしたので、
5/15 路地に植えました。

地植え後は天気にも恵まれ、
2週間ほどでかなり大きく成長しました。
バジルと同じタイミングで頂芽をつむことで
脇目を伸ばし、収穫量を増やしていきます。


7/3 もう収穫可能な大きさに成長しました。
現在まではアブラムシや害虫の被害もなく
すくすくと育ってくれています。

ここから切り戻しを行い、
10月頃まで、長く収穫したいと思っています。
最近は赤紫蘇とスパイスで作る
自家製紫蘇サイダーを作って楽しんでいます。

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